貴重な体験
十数年前の出来事ですが、貴重なものを見ました。
友人宅にテレビなどの視聴率を計測する装置が設置してあったのです。
本当は絶対に他人に言ってはいけないらしいのですが、かなり以前の話なので
もう時効という事でお話します。
その装置は、ビデオデッキのような形状で、テレビの近くに置いてある分には
全く違和感はありません。そして、見ている人の性別や大人、子供の区別を
入力するところがあり、見ている人間が変わるたびにその操作をしていたように思います。
さらに、感心したのは、単にテレビがついていて、誰も見てないという事も把握できるように、
部屋の片隅に人間の体温を感知するセンサーがついていて、誰も見ていない時は、
視聴率にカウントされないとの事でした。
その時代にしては、非常によくできた装置だと感心した記憶があります。
「視聴率って本当にアテになるの?」という言葉を耳にしますが、
「結構、正確なデータです!!」って言いたい気持ちをぐっと抑えています。
奥野真理
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