物徒然草その7
皆様お待たせ致しました。クワガタの最終回になります。
最終回はクワガタに関わる季節外れのちょっと怖い話です。
何回か前の回でオオクワガタの価格の決定要因として、目が赤か白かというのがあるとお話させて頂きました。
しかしながら通常、オオクワガタの目は黒なので、赤や白の目は自然界ではめったに見られないものになります。
また、そんな稀少な目の色を維持するには、通常目が赤や白のオオクワガタ同士を交配させなければなりません。
そうでなくても突然変異で数が少ないので、近親交配となりがちです。
そうなると奇形が生まれる確率が高くなります。
どういった理由によって生まれたかは分かりませんが、オークションでは実際に、自然界では目が片方1つのところ、3つあるものが売られていたりします。
クワガタの愛好家は遺伝子レベルで自然界を乱さないようにと訴えている方は少なくありませんが、なかなかクワガタに関心のない方までそういったことがあるというのが知られてないのが現状でしょう。
突然変異に稀少性を感じ価値を見いだす一部の人について、皆様はどのように考えますか?
是非とも周りの仲間と語り合ってみて下さい。
添田一幾
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